
【2025年9月】この日は、滞在していたフランスのリヨンから、近郊の村、ペルージュへ行きました。

事前に、リヨンからの日帰りで行きやすいところと検索して、ペルージュが最初の候補にあがっていたからです。
写真を見たら、とても可愛らしい村のようでしたし。
春の南ドイツ旅行で、エスリンゲンやテュービンゲンに簡単に行けて楽しんだのと同様のものを期待していました。
まずはリヨンのPart-Dieu駅へ。
ここまではスムーズでしたが、ペルージュ行の切符を買うのに右往左往。
フォンテーヌブローに行った時を思い出します。
壊れている機械が多いのと、機能している機械も、何か独特の使い方で、一見さんには無理でした。
後で、使っている人の行動を観察していたら、どうも、ボタンの周りのダイヤルを回すらしかったです。
それで、人に聞いて回って、2階にある有人の切符売り場へ。
バリアの先に机が並び、そのうえのパソコンもどきで切符を発行してもらえました。
おばさんがテキパキとやってくれました。
お値段は往復2人で、€32.60(5900円ほど)で、最寄り駅のMeximieuxまで50分ぐらい。

この日はあいにくのお天気で、田園風景が見える車窓の景色はどんよりしていて見栄えがしませんでした。
事前にAIで調べたところ、このMeximieuxからペルージュまでは15分の歩きだと書いてあったのですが、グーグルによると35分。
でも観光地だから、タクシーが待っているだろうと高をくくっていたのですが、タクシーの影も形もありません。
仕方ないので、グーグルマップに沿って歩き始めました。
何しろ寒いので、できるだけ速足で。
けれど、途中からは結構な上り坂。
丘の上の中世の村なので、当然と言えば当然なのですが。
健脚な夫はものともせず、どんどん進みますが、私は坂に弱いので、グーグルの言う35分を大幅に上回って、ようやく到着した次第。
村の入り口の観光案内所で、€0.20の地図を買いました。
そこの人が「今日は火曜日だからねー、やっているレストランは2軒あるけど」。

閉まる日は月曜じゃないの、と思ったら、ここは週末がメインで、水~日のみ営業している村なのでした。
その割には、訪れる人は何人もいましたけど。
案内所の人は、「帰りに寄ってくれたらタクシーを呼んであげるよ」と言ってくれましたが、帰りは下り坂なので、結局、歩いたのでした。