【2013年5月】ミュンヘンから城めぐりバスツアーに参加しました。
最初の目的地がこのノイシュヴァンシュタイン城です。
1864年に18歳でバイエルン王国の王位についたルードヴィヒ2世が、完璧な中世の城を築きたいと思って作ったのだとか。
ものすごい人気で、世界各国のツーリストが押し寄せ、5分刻みで城内ツアーが敢行されていました。
私は実はここに来るのは二度目。
前回は「外観は美しいけれど中は薄っぺらい」と感じたものでしたが、今回は中も結構、見ごたえを感じました。
狂気の王と言われるルードヴィヒですが、ワーグナーに陶酔していて、城内の装飾品は彼のオペラにちなんだものであふれています。
ちなみに、この城は完成しておらず、1886年のルードヴィヒの死亡で中断されたままなのだそうです。
この白鳥城は山の中腹にあるため、ツアーバスを降りて、地元の専用バス(1・80ユーロ)に乗り換えて上ります。
帰りは乗合馬車(くだりは3ユーロ)にしました。
城に達する最終部分は徒歩で上るのですが、その途中、ルードヴィヒの両親の城、ホーエンシュヴァンガウ城と湖が見渡せる素晴らしい景色が見えました。