【2014年2月】トリエステのサン・ジュストの丘には、大聖堂もあります。
といっても、絢爛豪華な教会ではなく、石造りの楚々とした教会です。
なんでも、5世紀には、この地に長方形の礼拝堂があったそうで、今の大聖堂の床の一部にあるモザイクがその名残だとか。
9~11世紀にはここに、二つの教会が建てられ、さらにその二つが14世紀に合体して現在の大聖堂になったそうです。
正面の祭壇は新しく改装されたもののようでした。
高いところには上りたくなります。
それで、ここの鐘楼にも上ってみました(1・5ユーロ)。
けれど、階段は90段と控えめです。
というのも、もともとあった鐘楼が1421年の落雷で崩れ、その後、建て直しをしなかったからなんだそうです。