素敵なトレド駅

素敵なトレド駅

【2014年3月】マドリードからトレドに着いてまず、駅が素敵だったのでびっくり。

モロッコかどこかの建物のようです。

駅は丘の上の町の中心から離れていて、新市街のある平地にあるので、これが古いものなのか、観光客のために最近建てられたものか分からなかったので、帰ってから調べてみたら、1920年ごろに建てられたネオ・ムデハル様式の建築物なんだそうです。

そもそも中世にムデハル様式という、イスラム建築をキリスト教徒が利用するために改造した様式があり、それが19世紀後半から再流行し、ネオ・ムデハル様式と呼ばれたらしいです。

トレドは、他のイスラム支配下にあったスペインの町より早い1085年にキリスト教国家のカスティーリャ王国の傘下に入りましたが、現地で買ったガイドブックに「本質的にアラブの町」とあるように、建物にイスラム色が強いので驚きました。

ここを訪れるのは、実は二度目だったのですが、一度目はマドリードからの日帰り旅行であっという間だったからか、忘れていたことがたくさんありました。