ブルサは、トルコ北西部、ウルダー山のふもとに広がる歴史都市で、オスマン帝国最初の首都として知られています。イスタンブールからアクセスしやすい場所にありながら、壮大なモスクや歴史的な市場、豊かな自然が残ることから、トルコの歴史と文化を深く知ることができる人気の観光地です。「緑のブルサ」とも呼ばれ、市内には公園や並木道が多く、美しい景観が広がっています。
ユネスコ世界遺産に登録されている歴史地区では、オスマン建築を代表する建造物を数多く見ることができます。中でもウル・ジャーミィ(大モスク)は20のドームを持つ壮麗な建築で、内部には美しいイスラム書道や噴水が配置され、ブルサ観光で外せない名所となっています。近くには15世紀に建てられたコザ・ハンがあり、かつてシルクロード交易で栄えた絹市場として発展しました。現在でも絹製品や伝統工芸品を扱う店が並び、多くの観光客で賑わっています。
ブルサはオスマン帝国の建国者オスマン・ガaziとその子オルハン・ガaziの霊廟があることでも有名です。丘の上に建つ霊廟からは市街地を一望でき、歴史的な雰囲気と美しい景色を同時に楽しめます。
市街地の南にそびえるウルダー山は、四季を通して人気の観光地です。冬はトルコ最大級のスキーリゾートとして賑わい、春から秋にかけてはハイキングや森林散策、ピクニックを楽しむ人々が訪れます。ロープウェーで山頂近くまで登ることができ、途中から眺めるブルサの景色も見どころの一つです。
ブルサは食文化でも高く評価されています。名物料理のイスケンデル・ケバブ発祥の地として知られ、ヨーグルトやトマトソース、溶かしバターを添えた独特の味わいを楽しめます。また、栗の砂糖漬けや温泉文化も有名で、古くから湯治場としても発展してきました。
歴史遺産、自然、温泉、グルメが調和するブルサは、オスマン帝国の原点に触れながら、トルコならではの魅力を存分に体験できる都市です。
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