人口: 約5200人
市外局番: 089
ナンバープレート: SA
面積: 6.11平方km
ナポリの南東に位置し、ソレントからサレルノまでの全長40キロの海岸線は「世界で一番美しい海岸線」と言われています。
アマルフィ海岸と呼ばれるその海岸線には幾多の美しい町が点在しています。
風光明媚な土地柄により、高級リゾート地として世界中から観光客が訪れる人気の場所です。
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海岸線の絶壁に張り付いたような町はとてもかわいらしく、その目前に広がる紺碧の海がもたらす景色も非常に美しいです。
西から東にかけて点在する町々は、ポジターノ、プライアーノ、フローレ、アマルフィ、ラヴェッロなど、見どころ満載。
上記した以外にも魅力的な町はいくつもあるので、事前に調べて自分が一番興味のある町を訪れるのがおすすめです。
アマルフィ海岸観光の中心となるのはやはり、古代アマルフィ共和国の古都、アマルフィの町でしょう。
現在ではヨーロッパ中のセレブやバカンス客ご用達のリゾート地として人気を博しています。
町の入り口のすぐ右手には、町を象徴する美しいドゥオーモがあり、その下には活気あふれる広場があります。
徒歩で十分観光できる町のサイズと、たくさんあるお店やお土産屋さんでのショッピングが魅力的です。
アマルフィの町から東に15キロほどのところにある港町で、絶壁に寄り添うように建てられた可愛らしい家々が特徴です。
シーズン中のポジターノは、優雅にバカンスを過ごす人々で賑わい、洗練された町の雰囲気を満喫できます。
メイン・ストリートのムリーニ通りには、お洒落なショップ、ブティック、由緒あるホテルやレストランなどが軒を重ねています。
標高350mの高台にある洗練された高級リゾート地、ラヴェッロ。
高台から一望できるティレニア海や山々の大パノラマは、まさに「天空の町」という表現がぴったりな絶景です。
お洒落なショップやカフェが軒を重ねる路地には季節の花々が咲き乱れ、エレガントでくつろぎ感のある町の雰囲気を作り出しています。
1日あれば見て回れるほどの小さな町ですが、ぜひ一泊してバカンス気分を存分に味わってみてはいかがでしょうか。
アマルフィ海岸の起点となり、ナポリ湾を隔ててナポリの対岸にあるソレントの町。
世界遺産「青の洞窟」があるカプリ島へ行くにはここが一番近く、多くのフェリーが発着しています。
ソレントの町自体は、とても綺麗で高級感が漂います。
街の目抜き通り「コルソ・イタリア通り」にはブティックやお土産屋さん、カフェなどが並び、リゾートの雰囲気たっぷりです。
アマルフィの天候は、基本的に温暖で年間を通しても降水量は少ないです。
6月から9月にかけては、日差しが強く気温も上がるため、海水浴が目的の人にとってはベストシーズンといえます。
また、その時期はサマータイムの影響で夜遅くまで日が昇っているので、1日を無駄なくたっぷりと観光に使えるでしょう。
一方冬は、11月から3月の間、閉まるホテルやレストランも少なくありませんので、注意が必要です。
アマルフィの起源はとても古く、古代ローマ時代まで遡ります。
町が海に面しているという特徴を利用し、外敵からの侵入を防ぎながら、町としてどんどん発展していきました。
839年にナポリ公国から独立してアマルフィ公国となってからは、その勢力をさらに広げ、イタリアの商業の中心地として地中海貿易を支配するまでになりました。
ところがその後、ヴェネツィアなどの海洋都市国家が力をつける中、ピサ人の侵略を受け、アマルフィの繁栄は終焉を迎えます。
さらに不運なことに、1343年の嵐で都市の大部分が破壊され、土地が海中に沈んでしまいました。
復興を終え、美しい街並みを取り戻したアマルフィ海岸の町々は、その温暖な気候と風光明媚な景色によって、イタリア屈指のリゾート地として世界中の人々を魅了し続けています。
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