【2013年9月】シロス島のエルモポリにはアポロ・シアターという劇場があります。
見学できるとのことだったので、4ユーロ払ってぐるっと見て回りました。
そのときに、その晩、何か催し物があることが分かったので、内容を聞いてみたら、内容はよく分かりませんでしたが無料だということは分かったので、行ってみることにしました。
この劇場は、ミラノのスカラ座のミニチュア版と言われます。
イタリア人の建築家が設計し、1862年に着工。
二年後の杮落としはヴェルディのオペラ「リゴレット」だったそうです。
確かに、上の階までずっとボックス席が並んでいる様子はスカラ座に似ています。
催し物は、どうやら、この劇場の歴史を、音楽やダンスを交えて紹介する演劇のようなものでした。
ギリシャ語は全く分からないので詳しくは分からなかったですけれど、歌や踊りは楽しめました。
もらったパンフレットによると、この劇場は1950年代まで栄えたけれど、その後、衰退。
最近になって改装工事が完了したんだそうです。