【2015年10月】この写真の像は、ポーランドのグダニスクの目抜き通り、ロング・ストリートにあるネプチューン像です。
この像がお尻を向けている建物が、ハンザ同盟時代の取引場だったそうで、裕福な人が自分の富を見せびらかすために、ネプチューン像の泉に金貨を投げ入れていたとか。
ある時、金貨が自分に向かって投げられるのに辟易したネプチューンが怒って泉をかき回し始めました。
その結果出来上がったのがウォッカなんだそうです。
ポーランドには金箔の入ったウォッカもあるそうです。
ちなみに、このネプチューンのお尻を触るとラッキー、という謂れもあるとか。
グダニスクは14世紀半ばにハンザ同盟に加盟。
琥珀の取引で豊かになり、16-17世紀に全盛期を迎えました。
町中の建物の煉瓦はオランダからの輸入品だったそうです。