
【2025年11月】北イタリア、ピエモンテ州にあるノヴァーラは、あまり名前が知られていませんが、背の高いドームのある教会や中世の建物が残る地域など見どころがけっこうあります。

そして、地方都市にしてはとても立派な劇場、テアトロ・コッチャがあります。
コッチャというのは、カルロ・コッチャというナポリ出身のオペラ作曲家の名前。
この人がノヴァーラで亡くなったので劇場にこの名前が付いているのだそうです。
このテアトロ・コッチャにバレエを観に行きました。
その前に、我々には大切な、ランチ。
Antica Osteria Ai Vini というレストランを予約して行きました。

行き止まり道の隅にあるところで、内装は暗めの緑っぽい色調の部屋と、もう少しモダンな印象の部屋の二つがあります。
私たちは落ち着いた緑色の部屋のテーブルに通されました。
この地方、特にノヴァーラそのものにこだわった一風変わった面白いメニュー。
スターターにはSalumi Novaresi というサラミなどの盛り合わせを取って分けました。
私は牛タンが目的だったのですが、Salame della Duja というサラミとコテキーノの中間ぐらいな感じのモノがとても美味しかったです。
夫はメインにPaniscia というこの土地独特のリゾット料理。
ごはんに豆や肉が混ざったリゾットで、一口味見してみたら、まろやかな味でした。
以前にも言った気がしますが、この辺りは米の産地なのです。

私はBollito Misto (茹で肉の盛り合わせ)。
牛とチキンとコテキーノが茹でてあって、ペストかマスタードを付けて食べます。
量がたっぷり。
苦い白ネギが付いていて、これをかじりながら楽しみました。
デザートは無難に、パンナコッタ(私)とティラミス(夫)。
ワインはバローロを選んだのですが、何年か前に訪れたCoppoというカンティーナのものでした。

我々好みのしっかりした味わいで美味しかったです。
以上で、€106(19000円ほど)でした。
その後、まだ時間があったので、ノヴァーラの町歩きを楽しんだのですが、この町が地元の食に誇りを持っているのが感じられました。
お米で作ったビスケットがあったので買ってみましたが、とても軽くて美味しかったです。
肝心のバレエは、International Ballet Company Italia というグループによる「ジゼル」。

このバレエ団は、主にイタリア人とポーランド人のダンサーから成っていて、私の知り合いも出ていたのでした。
世界のトップレベルとは言い難いのですが、とても楽しい公演でした。