【2015年3月】キプロスのトロードス山脈へのツアー、次に行ったのは建国の父、マカリオス三世の墓です。
標高1200メートルの地点にあり、この写真の巨大な像の裏の坂道を上って行き着きます。
道の途中には、聖人たちのモザイク画が点々と描かれていました。
お墓は二人の警官に墓守されていました。
マカリオスはこの付近の小さい村の貧しい家で生まれ、子供のころ、このすぐ下にあるキッコス修道院に歩いて通っていたといいます。
13歳で母を失ったのをきっかけに、この修道院に入り、その後、学問をつんで大司教に上り詰めます。
キプロスが1960年に英国から独立した際には大統領に祭り上げられました。
ギリシャとの併合希望派との衝突や、トルコ軍の侵入など国としての安定を得られないまま、1977年に64歳で亡くなったという話です。