人形と太鼓

人形と太鼓

【2014年11月】ポルトガルモンサントのお土産といえば、この人形です。

マラフォーナという人形で、十字架を元に、余り布で作られています。

ギリシャの多産の女神マリアを象徴していて、結婚式を済ませた新郎新婦の初夜のベッドの下に置かれるんだそうです。

それから嵐の日にもベッドの下に置くと、激しい雷雨を追い払う力を発揮するんだそうです。

照る照る坊主のように、目も鼻もありません。

モンサントのもう一つのお土産品は、アドゥフェという四角い太鼓です。

その昔は、女の人が奏でてよい楽器がこれだけだったそうで、今も主に女性がたたく太鼓だそうです。

もともとはムーア人の楽器だったとか。

残念ながら音を聞く機会はありませんでしたけど。