【2015年4月】この日の北キプロス・トルコ共和国で最後に見たのはファマグスタの城壁です。
この写真の奥の壁がそれで、高さが平均15メートル、厚みは8メートルもあるそうです。
この城壁は、15世紀末から1570年までキプロスを支配していたベネチア共和国が、それ以前からあった城壁を補強したもの。
1570年にオスマントルコが襲ってきたとき、キプロスのほかの都市はほとんど、戦わずして降参したしたそうですが、ファマグスタはこの城壁のおかげで、11か月に渡って持ちこたえたとか。
結局はトルコに降参せざるを得なかったわけですが。
壁に上ってみたら、美しい海と、旧市街内の遺跡が見渡せました。