【2024年11月】イタリアのヴェネト州にあるキオッジャでは、Duomo Hotel に泊まりました。
ブティック・ホテルと銘打っていますが、まったくそんな感じではありません。
本家のホテルが離れたところにあり、ここのレセプションは24時間体制ではありませんでした。
最初に通された部屋は、暖房が効かずに寒すぎ、翌朝に部屋を移りました。
こういう場合、部屋のグレードを上げるものだと思いますが、むしろ狭い部屋になったので、ちょっと不満。
ただ、ホテルの人の対応は感じが良く、ホテル自体に悪印象は持っていません。
結局、サービス業ですから、お客の印象は、従業員次第。
不備があっても対応が良いと、むしろ好感を持つものですね。
このホテルは名前が示す通り、Duomoの真向かい。
町の真っただ中で、立地良し。
朝食は、朝食券を持って隣のバーで食べるシステムでした。
さて、初日の晩は、ホテルのすぐ裏の運河、Canale della Vena 沿いを散歩することに。
歩いてみると、ここは人が普通に暮らす地に足の着いたヴェネツィア。
建物の多くがヴェネツィアっぽく、アーチが多い通りもヴェネツィアに似ています。
そして夜のリフレクションも幻想的で素敵でした。
おびただしい数の船が停泊していて、一家に一隻あるのかな、と思わせるほど。
でも、何に使うのでしょう。
ヴェネツィアと違って、この町では、大通りを車も走っているのに。
11月なのに、ほとんどの店がアペリティーボのために戸外にテーブルを出していて、そこに人々がたまっていました。
私たちにはちょっと寒すぎたので、屋内で飲める店を探して彷徨うことに。
運河沿いの店が素敵でしたが入れず、結局、ホテルがあるメインストリート、Corso del Popolo 沿いの小さなバーの屋内に落ち着きました。
スプリッツ3杯と、チッケッティ2つで、€18(約2800円)と、とてもお手頃。
悪いけど、またスプリッツが1杯€17だったドゥブロブニクが思い出されました。