【2014年3月】イングランド北西部のブラックプールにあるビスハム・ハイ・スクールで今月半ば、授業の質の低下に抗議して生徒約40人が授業中、一斉に立ち上がり、教室を出た。
この抗議行動を組織したアーロン・パーフィット君(13)は、最近の数学の試験で落第点を取ったが、これは教師がころころ変わり、継続した授業が受けられなかったからだと訴えている。
「僕らの声をキチンと聞いてほしかった。
これまで主任教師や校長に訴えた上、ブラックプールの教育局にもメールしたが、状況が変わらない。
数学の教師は一週間ともたず、宿題も全くでない」と話す。
この高校は生徒の成績の悪化が問題になっており、他校との合併などの過渡期にあり、校長も難しい状況であることを認めている。
パーフィット君は二日間の停学処分となったが、生徒のストライキのニュースが広まり、学校側は状況改善が急務となったことで、抗議行動は一定の成果を果たした形だ。
ブラックプールの地方紙「ザ・ガゼット」が伝えた。
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