【2015年10月】ポーランドのグダニスクは「連帯」で有名ですが、もう一つ有名なモノがあります。
それは琥珀です。
うろ覚えですが、確か琥珀の加工では世界一だと聞いた覚えがあります。
ハンザ同盟の昔から、この町は琥珀の取引で潤ったそうです。
この夏に行ったドレスデンの宮殿内の宝物館でも、グダニスク産の琥珀のキャビネットなどを見ました。
私の旅の目的もコレ。
入った店の人は、琥珀商工会議所の会長さんだそうで、いろいろ教えてくれました。
まずはお値段。
過去5年間で、原石の値段は60%、アクセサリーは45%値上がりしたそうです。
中国人の購買欲が背景にあるとのこと。
乳白色の琥珀は一段と古い、と聞いたことがあったのですが、それは大嘘だそうです。
乳白色のものには空気がより多く含まれているとのこと。
琥珀は塩水に浮きますが、乳白色の物は淡水でも浮く様子を見せてくれました。
真っ赤な琥珀は黒い原石を熱処理したもの。
緑がかったものは裏を黒く塗ることで、そう見えるのだそうです。
ポーランドでは、琥珀の原石を財布に入れていると金持ちになると言われているそうです。
ウォーキングツアーのガイドのマグダも入れていると話していました。