静かな白い迷路

静かな白い迷路

【2025年12月】モロッコでの二日目は、ラバトを後にして大西洋岸を北上し、アシラーへ。

高速道路に入る時には、イタリアのテレパスや、日本のECTカードと同様の仕掛けで、料金所を通過しました。

モロッコのアシラーのメディナへの入り口付近の塔
アシラーの塔

高速道路からの景色はどこもつまらないものですが、時々見える町の家々が建てかけのように見えるのに目が留まりました。

運転手のユスフに聞いてみたら、モロッコではお金が溜まったら続きを作るという具合に、少しずつ建てるからなのだそうです。

途中、たくさんあった木はユーカリで、木工や紙の原料となり、土地の砂漠化を防ぐのだとか。

バナナの産地だというエリアも通りました。

思ったより時間がかかってアシラーに到着。

モロッコのアシラーの白い家並み
アシラーは15世紀にポルトガル人が建てた町

トイレを借りるために入ったしがない食堂はその名も「ブオン・ジョルノ」。

トイレを借りるのが目的でも、ミントティーぐらいは飲むので、またすぐにトイレに行きたくなるという悪循環です。

さて、そこからアシラーのメディナ(旧市街)の町歩きの始まりです。

この海沿いの白い街は、15世紀にポルトガルによって築かれたのだそうです。

私はモロッコ付近のイスラム教徒がスペインなどに侵入して征服した歴史は知っていましたが、その逆もあったわけですね。

モロッコのアシラーにある壁絵の一つ
アシラーはアーティストの街として知られる

ツーリストもいましたが、それほどでもなく、静かで落ち着いた雰囲気の街。

ところどころに壁絵があり、アーティストの街としても知られるのだそうです。

これは、1978年から始まった「アシラー・アート・フェスティバル」が背景だそう。

年に一回、夏に国内外のアーティストが集まって、メディナの白壁に絵を描くのだとか。

町全体が「会場」となり、若手作家の発表の場ともなるのだそうです。

モロッコのアシラーのメディナから見た海
アシラーの海を歩く人

楽しそうですね。

メディナの端っこから見た海の景色も良い感じ。

この町に一泊してのんびりするのも良さそうです。

私たちは、1時にユスフと待ち合わせていたので、後半は急いだのでしたが、もう少し時間をかけて迷子になりたかった街でした。

ユスフ自身、この町が好きだそうで、人々がフレンドリーだと話していました。