【2006年9月】インドのアムリッツァーの目玉は、この黄金寺院ことハリマンディル・サーヒブです。
ここはシーク教の総本山で、この寺院は1574年から30年かけて建てられました。
ここでは男女を問わず、頭に被り物をしなければなりません。
また、入るときは皆、はだしになります。
ツアーの中にストッキングをはいていた女性がいて、その人はかたくなに脱ぐのを拒みました。
清めるための水溜りにも、彼女はストッキングをはいたまま入ったんではなかったかな。
この寺院には毎日、四万人が訪れるそうです。
無料で食事が振舞われるとのことで、多くの人々がボランティアで働いていました。
シーク教は総じて穏やかな宗教のようですが、それでも1980年代には過激派が台頭して独立運動が起こったそうです。
そして、これを制したインディラ・ガンディ首相の暗殺につながったんだそうです。
ちなみに、私が初めてインドに行ったときにはインディラ・ガンディが首相だった時代で、お土産屋さんでサリーを着せてもらったとき、店の人に「インディラ・ガンディのようだ」と言われました。
褒めてくれたのは分かっていましたが、複雑な気持ちだったのを憶えています。