【2023年10月】今回のスコットランドのハイランドへのツアー、私達のお目当てはオーバンという港町です。
なんでもここは、「スコットランドのシーフード・キャピタル」なのだそう。
13年前に来た時も、確かにシーフードが美味しかった記憶があります。
ただ、今回は1時間半の自由時間のうちに食べなければならなかったので、大急ぎ。
海に向かって左方向に良いレストランがあった記憶がうっすらあったので、まっしぐらにそちらへ向かいました。
オーバンはかんかん照りで、日曜日のこの日、観光客だらけ。
ぶつからないように彼らをよけながら歩いて行くと、パブやカフェの上の階に「フィッシュ・ハウス」というレストランを発見。
あれこれ迷っている時間はないので、ここに入りました。
見晴らしの良い窓際のテーブルは埋まっていましたが、その他は余裕で、すんなりテーブルに付けました。
メニューに2コースで£21(4000円ほど)というのがあったので、二人ともそれにすることに。
私は前菜にムール貝、メインにシー・ブリーム(鯛)を選びました。
ムール貝は、バター・クリーム・ソースとよく合って美味なり。
鯛の方は、まあ普通に美味しかったです。
夫は純英国風に、プローン・カクテルのスターターとフィッシュ・アンド・チップスのメイン。
ここのフィッシュ・アンド・チップスにも満足したそうです。
ウエイターに急ぐ旨を知らせたので、スターターが終わる前にメインが運ばれてきたのはなんでしたが、全体的には悪くなかったです。
ワインはグラスにして、コーヒーを入れて、お会計は全部で約£70でした。
食べた後は、急いでお土産を買う時間しかなかったのですが、港や、前回には上った丘の上のフォリーなどなど懐かしい風景が広がっていました。
オーバンからは、周辺の島へのフェリーが出ているほか、今回のスコットランド旅行の一番の目的だったバラ島からのフェリーもここに到着します。
またいつか、ここに来て数日過ごしたいものです。
ツアーでは、オーバンに来る前に、古く見せかけた18世紀の教会、聖コナン教会に寄りました。
この辺りで、ガイドのアルが複雑なスコットランドの歴史を語ったのですが、正直、ついて行けませんでした。
この教会には14世紀初めのスコットランドの英雄、ロバート・ブルースのチャペルがありました。
埋葬されているのは、私達が数年前に行ったダンファームリンの教会だそうですが。
この聖コナン教会は今も教区教会として機能しているという話でした。