【2023年6月】イタリアのトスカーナ地方のチェルタルドで、主要な観光名所を訪ねた後はランチです。
数日前からボッカチオ博物館のはす向かいにあるエノテカ・ボッカチオが気になっていたので、そこへ行きました。
小さい店で、道沿いに出ているテーブルを除くと、店内には12人も入れるかどうか。
私達はここでまず、リンゴ、セロリ、ゴルゴンゾーラが乗っているブルスケッタと、トスカーナ地方のパテが乗ったブルスケッタを一つずつ。
どちらも逸品でした。
それと、ハムとチーズの盛り合わせ。
今回トスカーナに来て私が気に入っているのは、フェンネル(ウイキョウ)入りの柔らかいサラミです。
前日食べたのは、ややしょっぱ過ぎましたが、ここのは文句なしに美味しかったです。
ワインは、キャンティをグラスで、結局、2杯ずつ。
以上の軽いランチでしたが、とても満足が行きました。
渋い声の背の高い店主の感じが良かったし。
ただ、通りに向けてオープンなので、ハエがいたことと、蚊に刺されたのが難でしたが。
以上でチェルタルド旧市街を後にして、ケーブルカーで新市街に下りました。
泊まっていた宿で荷物を受け取った際、オーナーのマルチェラさんが、自分が描いた絵のついた小箱を記念にとくれました。
トスカーナ地方の風景が描かれています。
素敵な心意気ですね。
この箱を見るたびに、この宿のことや、宿にマルチェラさんの絵が溢れていたこと、ひいてはチェルタルドの町とこの小旅行のことを思い出すことになりそうです。