【2019年5月】今回のオスロ小旅行は、たった二泊の本当に短い旅行なので、精力的に動きました。
そのために買ったのがオスロ・パス。
公共の交通機関や、博物館、ツアーの一部が無料となり、レストランなどの割引もある優れもののカードです。
24時間、48時間、72時間の三種類があるのですが、日にちではなく、最初に使った時刻から数えます。
ただ、売っている場所が限られ、私達のホテルからの最寄りは、「ハードロックカフェ」でした。
探して行き着いたのでしたが、残念ながら、我々が求めていた48時間カードは売り切れ。
それで、中央駅のインフォーメーション・センターまで歩きました。
ざっくり言って、王宮から中央駅辺りまでがオスロの中心街で、歩ける範囲です。
48時間のオスロ・パスは655クローネ(8230円ほど)。
と聞くと、「高い!」と思われるでしょうが、そこは物価が超高いノルウェーのこと。
交通機関も博物館も一回一回支払うと、とんでもない金額になるので、コレが絶対にお得です。
私達はまず二日目に、ビグドイ半島行きのフェリーに乗るのに利用しました。
ビグドイ半島は、市の西側にあり、昔々は修道院所有の島だったところが氷河の後退で半島になったところで、16世紀にノルウェー王室の領土となったのだそうです。
今も王室のサマーハウスがとのこと。
そして富裕層向けの高級住宅地でもあるらしいです。
確かに、大きな家々が並んでいて、豊かさがひしひしと感じられました。
それと、ここに限らず、オスロ全体で目に付いたのが、電気自動車の「テスラ」です。
夫が「電気自動車にはいろいろな優遇措置があるらしいよ」というので調べてみました。
確かに、税制優遇があるだけでなく、道路通行料が無料になったり、電気自動車を所有している人はフェリーやバスが無料になったりするのだそうです。
それで、今年3月の新車販売統計では、5割超が電気自動車という結果。
ノルウェーは、2025年までにガソリン車を廃止する計画なのだそうです。
そんなこと、人口の少ない、裕福な国だからこそ、できることですよねー。
ガソリンの元である石油を輸出して潤っているくせに。