【2006年9月】ダラムシャーラーはこの時のインド旅行の中で一番、気に入ったところでした。
私たちが泊まったのは標高1800mほどの町の中心からさらに200mほど上ったマクロード・ガンジというエリアで、中国から亡命してきたチベット人が大多数を占めています。
なので、歩いている人々も、他のインド人とは異なる、東洋人の顔をしています。
そして多くの人がかわいらしい民族衣装を着ていました。
ここは、1959年にダライラマ14世がここに亡命政府を築いて以来、リトル・チベットと呼ばれているそうです。
ダライラマの住居のお向かいにある寺院を訪れました。
赤い袈裟を来たお坊さんだけでなく一般市民も、お参りに来てサンスクリット文字の教本を読んでいました。
ガイドに聞いたら、彼は読めないと言っていました。
ちなみに、このガイドは自宅でも英語で育ったそうで、ある種のステータスを誇っているようでした。
このツアーは英国からのツアーであるため、英国にちなんだ場所にも必ず行きます。
ここでは、St.John in the Wilderness という1852年に建てられた教会に行きました。
インド総督だったエルギン伯爵の墓があるところで、立派な牛が墓守をしていました。