【2012年8月】トルコは急速に経済成長している最中です。
だから、郊外には高層マンションがぼこぼこ建設中。
韓国と似ています。
そんな中で、昔からの暮らしをとどめている村、シリンジェに行きました。
ちょうど一年前に行ったマケドニアのクラトヴォを思い出させる土臭い村で、崩れかけた住居の間を歩いたり、自宅を観光客に見せているおばちゃんの家に入ったり、道端で手作りのぬいぐるみを売っているおばちゃんと手振りで会話したりして楽しい時間を過ごしました。
この日はエフェソスへ出かけた団体から離れて(遺跡好きには考えられない行動ですね)、タクシーをチャーターしてこちらに来たのでした。
私は遺跡より、今も生活が続いている村のほうが興味があります。
ヤクプという名前のタクシーの運ちゃんも、エフェソスに行かずに村を選んだことに驚いていましたが、「トルコの生活をじかに知りたい」というと、嬉しそうにしていました。
でもきっとこの村もどんどん変わっていくのでしょうね。
そのうち野外博物館化するんだろうな。