バスティーユでロミオとジュリエット

バスティーユでロミオとジュリエット

【2026年5月】フランスのフォンテーヌブローの友達宅で一泊した後、友達夫婦も一緒にパリ入りしました。

フランス、パリのバスティーユ近辺にあるブラッスリーの店内
ピアノがあったブラッスリー

共通の友人であるパリ在住、およびニューヨーク在住の友達カップル達と会って、短いながら、和やかなひと時を過ごした後、私たち4人はバレエ鑑賞です。

ちなみに、パリの友達が集合場所として指定してくれたブラッスリーが、なかなか良い感じでした。

名前は忘れましたが、バスティーユ近辺です。

今回は私たちが観たのは、「ロミオとジュリエット」で、場所はオペラ・バスティーユでした。

パリでやるロミジュリは、ヌレエフ版です。

私はマクミラン版を見慣れていたので、違いに興味があったのです。

やはり、だいぶ違っていました。

ヌレエフ版は、まず男性の踊りが多いこと。

印象として、ロミオが主役で、ジュリエットはそのお相手役程度。

ところどころ、微妙にストーリー展開も異なっていました。

フランス、パリのオペラ・バスティーユの観客席と天井
オペラ・バスティーユはモダンな劇場

例えば、ティボルトの死で大仰に嘆き悲しむのは、マクミラン版ではキャピュレット夫人で、見せ場の一つでもあるわけですが、ヌレエフ版ではジュリエット自身が嘆いていました。

それから面白いと思ったのは、マクミラン版ではバルコニー・シーンで主役二人が初めてキスをするのですが、ヌレエフ版では、出会った当初からチュッチュ、チュッチュと大盤振る舞い。

また、最後の墓場シーンでは、ロミオが求婚者のパリスを殺します。

舞台の中心で主役2人が、観客を泣かせるクライマックスを迎えている最中にも、殺されたパリスが舞台の端の方で最後まで転がっていて、パリス役のダンサーがなんとも気の毒でした。

重きを置いている場面も異なっているのを感じました。

今回、主役のロミオ役は、ギョーム・ディオップ

フランス、パリのオペラ・バスティーユのオーケストラ・ピットと観客席
オーケストラ・ピットと黒い幕

パリ・オペラ座バレエ団初の黒人エトワールというのは知っていましたが、これまで特に注目はしていませんでした。

けれど、実物を割と間近で見たら、スタイルが抜群で、もうそれだけで8割がた成功している感じです。

顔も可愛らしいし。

もちろん、技術もしっかりしています。

これからは、しっかり注目していきたいと思ったことでした。

フランス、パリのオペラ・バスティーユでのバレエ「ロミオとジュリエット」の出演者たち
見ごたえがあった「ロミオとジュリエット」

ジュリエットの方はカン・ホヒョンという韓国人ダンサーでしたが、可もなく不可もなく、無難に上手だった印象です。

このヌレエフ版はほぼ3時間と長かったのですが、私にはそれほど長くは感じられませんでした。

夫は長かったと言ってましたけれどね。