【2012年7月】パリの地下鉄の14番線だったでしょうか、どの駅も新しいモダンなつくりでした。
そこのアナウンスですが、フランス語のすぐ後に日本語で「スリに気をつけてください」という内容。
日本語の後に英語やイタリア語などが続きました。
ということは、日本人の被害が多いということなのでしょう。
20年以上前の話ですが、私も被害に合いました。
地下鉄に乗ったばかりのときにポシェットが開けられ、お財布が他人の手につかまれて出て行くではありませんか。
私はその腕をがしっと握ったのですが、男に力にかなわず、おめおめ逃がしてしまいました。
男はドアが閉まる寸前にプラットフォームに下りて逃げ去りました。
こんな悔しかったことってありません。
その後、10年間ほど、仕事で必要なとき以外にはパリに足を踏み入れなかったほどです。