【2015年12月】チリの湖水地方で私達が泊まったのは、この国で二番目に大きいジャンキウエ湖のほとりの町、プエルト・バラスです。
泳いでいる人もいた青々とした湖の向こうには、富士山のようなオソルノ火山が見えます。
河口湖辺りの景色によく似ていました。
オソルノ火山は高さ2652メートルだそうです。
この町は、当時のチリ政府が推進していたドイツ人移民受け入れ政策の結果、1854年に誕生しました。
チリは人口が少なかった南部のこの地方に、1848年のドイツの革命で行き場を失ったドイツ人たちを勧誘して定住させたそうです。
この政策は1850年から25年ほど続き、6000人のドイツ人が移住してきたとのこと。
なので、町の建物などが少しばかり、ドイツ風。
たまたま入った感じの良いレストランの黒ビールがすごく美味しかったのも、このせいかなと思いました。