一生、私を愛しますーーイタリアで、自分との結婚式

【2017年9月】一生、私を愛しますーーこう誓いの言葉を述べて、自分自身との結婚式を開催した女性が話題になっている。この女性はイタリアのロンバルディア州リッソーネに住むラウラ・メジさん(40)。

白いドレスにブライズメイド、ケーキカットやブーケを投げる儀式など一見、ふつうの結婚式だが、決定的な違いは花婿の不在。スポーツジムのトレーナーを務めるラウラさんは二年前、「40歳になる前に、この人こそと思える男性に出会えなかった場合、私は私自身と結婚する」と友人や家族に宣言したという。そして、このほど実行に移した。

結婚式は自分自身でアレンジし、約10000ユーロ(約134万円)を投じた。通常の結婚でカップルがお互いに送る結婚指輪については、二連にして、自らの薬指にはめた。この結婚式は法的、宗教的には何の意味も持たないが、ラウラさんは「白馬に乗った王子様なしでも、自分自身でおとぎ話をつむぐことができることを宣言したかった」としている。そして「今後もし、誰かが現れたら普通の結婚をすると思うが、私の幸福は、その人を当てにして成り立つものではない」と語った。

原文はこちらです。

ちなみに、私の近しい知り合いが彼女のブライズメイドを務めました。