【2023年8月】ギリシャのペロポネソス半島にある歴史的な町、ナフプリオでの3日目は、海水浴に行きました。
私達の夏休みには、海水浴は欠かせません。
ところが、今回一緒にホリデーを過ごした日本の友達は、海水浴は何と、高校時代以来だそう。
島国ニッポン、海に囲まれているのに、海に入らない人が多いのですね。
もったいないーー。
で、この日は友達も一緒に、ナフプリオの郊外にあるカラソナ・ビーチに行きました。
海岸沿いの散歩道を一時間ほど歩いて行くのが王道のようだったので、最初、私達もそれを目指したのですが、道を間違えたらしく散歩道がすぐに見つからなかったので、結局、タクシーに乗りました。
タクシーは丘を越えて、海に到達。
絵に描いたように湾曲した湾で、砂浜が広がっています。
このビーチには3つ海の家(パラソルを貸出、飲食ができる施設)あるようでしたが、その他の部分はワイルド。
背後は岩山でした。
去年行ったシチリアのシラクサ郊外のフォンターネ・ビアンケのビーチでは、家が砂浜ぎりぎりまで建て込んでいたのが思い出されます。
この日は日曜日で、カラソナ・ビーチは大繁盛。
一番手前の海の家、「ユートピア」はパラソルが全部、うまっていました。
ただ、ふとみると、余ったデッキチェアが重なって置いてあります。
私達はこれを、人ごみから少し離れたヤシの木の下に広げて陣取りました。
良い雰囲気。
この海の家は、デッキチェア/パラソル代を取らない代わりに、飲み物を注文するのが規則だというので、飲み物3つ買って€12(1900円ほど)でした。
海が久しぶりだという友達は、水着も持ってきておらず、タンクトップとスパッツという出で立ち。
最初「脚だけ入る」と言っていましたが、徐々に深入りして、首まで浸かっていました。
そして「浮き方がわからなーい」ともがいていましたが、だんだん慣れて上達していました。
ここの水はグリーンで、澄んでいます。
10~15センチの黒い斑点のある白い魚がちらほらいました。
夫と友達はつんつん、突っつかれていました。
途中で、軽いランチ。
私はソーセージ、友達はギロス、夫はちょっと気の抜けたツァツィキ。
これにスプリッツ2杯とビール1杯で、€48。
とっても美味しかったわけでもないし、安くもないけれど、こういう所だから仕方ありません。
一休み後、もう一度、海に入ってタクシーを呼んで帰ってきました。