【2022年8月】シラクサで、シチリア芸能として有名な人形劇を見た後、旧市街オルティージャ島を散歩しました。
前日に歩かなかった島の東側の海沿いを南からずっと北へ。
陽が沈んで、辺りの色が、サーモンピンクから紫、そして漆黒へと刻々と変わって行くのを楽しみました。
海はとても静か。
まだ泳いでいる人も見られました。
写真がたくさん撮れて満足です。
真っ暗になってからグーグルマップで位置確認をしながら、帰路に。
ひと気のない狭い路地に入り込み、短時間でしたが、ちょっと緊張しました。
すぐに、賑やかな市場付近に出ましたけれど。
シラクサの旧市街は決して危険な感じのある町ではありません。
もちろん、もう閉まっている市場の近くにはたくさんのレストランが。
小腹が減っていたので、軽く飲み食いしようと、食事も出すワインの店に入りました。
Divino Mare という名前です。
戸外のテーブルには人があふれていましたが、中はスカスカ。
Cozze Gorgonzola とPolpo Innamorato の二皿を取り、薦められたオーガニックワインをグラスで2杯ずつ飲みました。
Cozze Gorgonzola はその名の通り、ムール貝がゴルゴンゾーラに絡めてあるもので、ちょっとこってり目でしたが、とても美味。
ムール貝は小さかったですが。
Polpo Innamorato （恋するタコ）の方は、タコのサラダでした。
これまた、タコとその他の野菜一つ一つの味が濃くて美味しかったです。
こちらの食事で私がいちいち「味が濃い」と感じるのは、英国にずっと住んでいて、日ごろ味のない物の味を想像しながら食べているからなのでしょうね。
軽く食べるはずが、勢いづいてデザートも。
夫がカンノーロ、私はアーモンド・プリン。
以上で€66（9500円ほど）でした。
ちょっと気取った雰囲気のある店でしたが、シェフの子供たちが2人、店内の一角を占めているところがほのぼの。
この店はとても気に入ったので、滞在中、もう一度行きました。
ところで、この日は巨大なクルーズ船がシラクサの港に横付けされていました。
週に一回来るそうです。
そのせいか、町なかで、ドイツ語がよく聞こえた日でした。
