天気のせいか・・・

天気のせいか・・・

【2013年10月】イングランド北西部のモアカムは19世紀半ばに、流砂で有名なモアカム湾に港を作るために会社が設立され鉄道が敷かれたことで、住む人が増え、町ができました

20世紀半ばには、東のヨークシャーや北のスコットランドから旅行客が訪れて賑わっていたそうです。

そのころはミスUKコンテストの場としても有名だったとのこと。

けれど、その後、1970年代から様々な理由で、桟橋や遊園地などの観光地が閉鎖になった上、英国人が旅行先を海外に求めるようになったこともあり、町が廃れていきました。

過去7~8年ほどは、海辺を整備したり、廃墟になっていたホテルを再開したりと元気を取り戻しつつあったのですが、今回、一年半ぶりに訪れたら、まだ何だかくすんでいました。

天気がどんよりしていたので、そう見えたという一面もあると思いますが、去年はあった店がなくなって空き家になっているのが目に付いて残念な気持ちになりました。

潮の満ち干が素早く、遠浅の海が不思議な光景を繰り広げるという独特の観光資源を持ち、立派なツーリストオフィスもあるのですが、なかなか、すぐ北にある湖水地方のような知名度を持てないでいます。

行政の問題でしょうかね・・・