【2014年11月】久しぶりにお芝居を観ました。
ロンドンのSouthwark Playhouse という小さい劇場でかかった「Who Do We Think We Are? (私たちは自分を誰だと思っているのでしょう)」というお芝居です。
10人の年配の役者さんが、それぞれの祖父母の時代から現在に至る自分史をアトランダムに披露していきます。
セットというようなものはほとんどなく、一人の物語について、その他の人々が脇役・大道具に扮してサポート。
話が飛ぶので、最初はかなり戸惑いましたが、知らずに引き込まれていました。
幼少期を英国支配下のインドで過ごした人、ワルシャワのゲットーを生き抜いた人、共産主義者の両親の元で育った人など様々。
日本からは伊川東吾さんが出演していて、原爆にまつわる話などを披露しました。
小規模な劇場だったので、役者さんがすごく身近に感じられ、充実した時間が過ごせました。