【2014年3月】早いもので、この巨大なテントがロンドンのランドマークとなって14年ほども過ぎたのですね。
一昨年、オリンピック会場としても使われたこのテントは、「ミレニアム・ドーム」として1999年に完成しました。
私は建設中のときに、ヘルメットを被り長靴を履いて見学し「ほぅっ」と大きさに目を見張ったことがあります。
2000年を記念したイベント小屋として建てられましたが、期待したほど人が入らず、財政難に陥り、酷評を得たというマイナス・イメージが強かったのですが、今ではすっかり、ロンドンの顔のひとつとして定着しているようです。
調べてみたら、2000年のイベントが終わった後、一時的に催し会場として数回オープンしたほか、ホームレスの避難所として使われたこともあったとか。
2005年5月に、運営資金を出資した携帯電話会社O2の名前に変わり、今は「The O2」というのが正式名。
2007年に再オープンしました。
中に2万人を収容するO2アリーナが入っています。
一度だけ、コンサートを見に行ったことがありますが、かなりの大きさなので、ここを埋めるだけの力があるパフォーマーでないと、寂しい結果になるだろうなあと思った覚えがあります。
アリーナの外側にはレストランや映画館などが入っています。
今回、この中にあるブラジル料理店で食事をしました。
レストランはチェーン店ばかりですが、かなり充実しています。