【2014年9月】イングランドのワイト島にあるヴィクトリア女王の夏の離宮、オズボーン・ハウスには母屋からかなり離れたところに、スイス・コッテージがあります。
彼女の夫のアルバート公がスイスから移築させたものだそうで、ここは子供達の教育の場だったらしいです。
子供達はここの畑で作物を作って親に売ることで、経済の基本を学んだり、コッテージの中では料理をしたりしたとのこと。
そして驚くべきことに、その子供の数は、何と、9人!女王が結婚したのは21歳のときで、アルバート公が亡くなったのが彼女が42歳のとき。
妊娠しているのが当たり前みたいな生活だったんですねーー。
コッテージの先にはプライベート・ビーチがありました。
現在は、母屋からコッテージやビーチへは、ミニバスで行けます。
帰りにバス停で待っていたら、どんどん人が来て、一台に乗り切れないほどに。
特にきちんと列は作っていなかったのですが、バスが来たときに、後から来た人が「あちらが列の先頭だから」とちゃんと早く来て待っていた順番どおりにバスに乗りました。
これぞ、古きよき英国。
今のロンドンでは失われてしまった秩序を感じました。