【2016年9月】佐渡・新潟小旅行の最終日、お昼にお寿司を食べに出かけました。
行ったのは、持っていたガイドブックに大きく載っていた「せかい寿司」という店です。
予約しようと電話したら、「今いっぱいで空いたら電話します」とおかしな対応でしたが、人気の高さを示しているのかなと思ったことでした。
行き着いてみたら、グループ客が出たあとだったとかで、空いていたのですが。
食べたのは「極み」という3000円のお寿司と「久保田」のお酒。
お寿司はどれもとても美味しかったのですが、ちょっと焼いたのどぐろが一番でした。
10巻あったのですが、まだまだ食べられそう。
それなのに、10巻というのは、ふつう、一人半前だと聞いてびっくり。
そこで「新潟の鮨」というパンフレットをもらいました。
それによると、コシヒカリなど新潟のお米の質が高いことや、季節ごとに白身の魚が豊富であることを背景に、新潟のお寿司は傑出していると書いてありました。
それから簡単なお寿司の歴史も書いてあって、そもそもは江戸時代に考案されたファーストフードだったんだそうですね。
知りませんでした。
タクシーの運転手に「新潟市で一番のお寿司屋さんは?」と尋ねたら、「やっぱり、せかい寿司でしょうかね。ここの主人は新潟県の寿司協会の重鎮なんですよ」と話していました。
お腹が満足したところで、朱鷺メッセに戻り、その近くから出ている船で、県庁付近へ行くことにしました。
ところが、この船が周遊便に変わっていて、信濃川をしばらく上って、朱鷺メッセに戻ってくることに。
良い天気でたくさん写真は撮れましたが、1000円はちょっと高かったかなという印象です。
戻った朱鷺メッセでは、水槽の中にきれいな錦鯉が泳いでいるのに気が付きました。
友達によると、数年前、ここで鯉の品評会が開かれているのを見たことがあるそうです。
ここでもらったパンフレットによると、錦鯉もお寿司と同様、江戸時代に生まれたとのこと。
新潟県長岡市が発祥で、現在、80種に及ぶ品種があり、「新潟の魚」に指定されているのだそうです。
旅をすると、物知りになりますね。