【2025年6月】ギリシャのクレタ島東部のアギオス・ニコラオスでの夏休み、次の日はビーチの日と決めていました。
この辺りでは一番、と言われているAlmyros Beach へ。
Googleによると、町から歩いて30分ほどとあったので、歩くことにしたのですが、結果的に、これは無謀でした。
数年前に行ったナフプリオでのビーチへの散歩道のようなものを想像していたのですが、ほとんど車がぶんぶん通る大通りを歩くこととなり、非常に不快でした。
しかも歩みののろい私は、30分では行き着けませんでしたし。
この日の天気予報は「晴れ」でも「曇り」でもなく、「風」。
晴れていて雲一つない青空でしたが、確かに強風でした。
午前11時頃にビーチにたどり着きました。
パラソル代は1日いて€10(1700円ちょっと)と破格。
最初はさして暑くもなく、ただただ、水着姿で寝そべっていたのですが、空腹を感じたので、早めのランチとしました。
私たちのパラソルのすぐ後ろに売店があり、サンドイッチとミルクシェイク(夫はオレンジジュース)で、合計€21。
午後になって、試しに足を水に浸してみましたが、冷たいのなんの!
しばらく水際を歩くと、その冷たさにも少し慣れて、膝ぐらいまでは浸かれましたけれど。
細かい砂のビーチで、サンダル無しでも歩けました。
水は透明で、本当にきれいです。
冷たすぎて、入って泳げないのが悔しくて仕方ありません。
もちろん、入って泳いでいる人々もいました。
きっとドイツや北欧の人たちです。
このビーチ、午前中は英国人が多いなあと思っていましたが、午後からは、雑多な人々が。
ロシア語風な言葉も聞こえたので思い出したのですが、アギオス・ニコラオスには目抜き通りに毛皮店が2店もあって、夏なのに営業していました。
私たちが買い物をした別のお店の人に聞いてみたら、毛皮店はロシア人向けなのだそう。
こんな社会情勢でもロシア人が来るのか尋ねたら、二重国籍を持っているロシア人たちがやって来るのだとのことでした。
なるほどねー。
さて、泳げない私たちは、もうしばらく寝そべった末、4時ごろには引き上げました。
タクシーを呼んでもらって。
帰ってきて発覚したのですが、涼しかったせいで最初、日焼け止めを塗るのを忘れていたため、ものすごい日焼けをしたのです。
水着の跡がくっきり、というだけでなく、胸の辺りが真っ赤。
それから1週間ぐらいヒリヒリした後、皮がむけだしました。
こんな日焼けをしたのは、20代前半以来。
自分でも、あきれ果てたことでした。