【2014年7月】この写真は、イングランドの有名な白い崖、ビーチー・ヘッドにあるベル・タウト灯台です。
17世紀から18世紀にかけて、この辺りでは船の難破が相次ぎ、灯台建設が求められたそうですが、19世紀初めにようやく、地元の国会議員が私財を投じて建てたのがこれ。
やっと建てたものの、いざ使ってみると、海の霧に包まれることが多く、役に立たなかったとか。
それでベル・タウトは1902年でお役ごめんとなり、海の中に別の灯台が建てられました。
その後、ベル・タウトは映画に使われたり、個人の住居となったりしたそうですが、崖の侵食で、崩れ落ちそうになったため、1999年に17メートル、内陸に移築したとのこと。
もともとは、もっと崖ぎりぎりに建っていたんですね。
で、2008年からは、B&Bとして使われているんだそうです。
こんな所に泊まってみるのも、面白いかも。
冬の夜なんか、寂しいでしょうねえ。