【2020年9月】私達は9月末には毎年、小旅行をするのですが、今年はこの時期にまた新型コロナウィルスが勢いを増してきたので、遠出を諦めました。
でも家でじっとしているのもつまらないので、日帰りで、イングランド南東部にある港町、ウィッツタブルに行くことに。
ウィッツタブルは牡蠣が食べられることで有名で、私はその昔、何度か行ったことがあるのですが、夫は初めてです。
早起きして、家を7時15分に出発。
予約してあった列車の切符を販売機から受け取るのにもたついてしまい、予定より一本遅い地下鉄ディストリクト・ラインに乗りました。
地下鉄の乗るのは3月半ば以来です。
このラインは地下鉄と言っても地上を走る部分が多く、密閉感がないので、他の線より安心感があります。
土曜の早朝ということで、人も少なかったので危険は感じませんでした。
ウィッツタブルへの列車はビクトリア駅とセント・パンクラス駅の両方から出ているのですが、私達の家からはビクトリア駅の方が安全に行けるので、そちらにしました。
一本遅い地下鉄だったため、予定の列車に乗れるかどうか、ハラハラし通しでしたが、無事に8時40分発の列車に乗れました。
この列車も全く混んでいなかったので、7月にルーに行った時のような危険は感じませんでした。
1時間20分ほどの道のり。
ロンドン付近ではきれいな青空だったのに、だんだん曇ってきて着いた時にはどんより。
しかも風がすごく強く、寒いのなんの・・・。
朝食抜きだったから、よけいに寒く感じたのかもしれません。
ウィッツタブルの駅付近には、商業施設が皆無。
タウンセンターへの矢印に沿って行くと、細い歩行者道に入りました。
ちょっと夜一人で歩くのは恐そうなところです。
この歩行者道が終わった所にポツンとあったThirst Love Cafe という小さな喫茶店に入りました。
そして、イギリスサイズの大きなカプチーノで暖まり、ラズベリー・ケーキでお腹を満たしました。
お客さんが次々に入ってきたので、人気の店なのかもしれません。
食べたら少し力が出て、今度は港への矢印に沿って歩いて、海に出ました。
とにかく大風で、漁船も漁に行かなかったのか、たくさん停泊してます。
そして、これこれ。
牡蠣のスタンドがありました。
今回は、レストランを予約してあったし、今、朝食を食べたばかりなので、見送りましたが。
この辺りにはいかにも新しそうな、絵やクラフトを売る小屋が並んでいました。
この日は閉まっている所もありましたが、夏場は盛況なのだろうなあ。
夏には、沖にあるマウンセル要塞と呼ばれる第二次大戦中、沿岸防衛のために建てられたプラットフォーム群へのツアーもあるらしかったです。
出直さなくちゃ。
プラットフォーム群は灰色の海の遥か彼方にうっすら見えました。