犬にナチス式敬礼を教えた男に約12万円の罰金ーースコットランドで

【2018年4月】犬にナチス式敬礼を教えてビデオに撮り、ユーチューブに載せた男性がこのほど、800ポンド(約12万円)の罰金を科せられた。スコットランドのエアドリー州裁判所は、このビデオの内容に「脅しを含んだ反ユダヤ主義的で人種差別的な要素がある」と判断。男性側の「単なるジョーク」との主張を退けた。

この男性、マーク・ミーチャン氏はダンクラ伯爵の名でユーチューブに登録。ガールフレンドのパグ犬に「ユダヤ人にガスを」とのフレーズを叩き込んで反応させ、自らが「ジーク・ハイル!」と言うと犬が足を挙げ、ナチス式敬礼をする様子を何度もビデオに撮って流した。その閲覧数は300万件に及ぶという。

同裁判所のデレク・オカレル裁判官は、言論の自由は重要だとしたうえで、「現代のどの民主主義国家も、場合によってその自由をいくらか制限する法律が必要だ」と述べた。ミーチャン氏は判決を不服とし、くだんのビデオをユーチューブに載せたままで、「笑いをとるというのが目的であるという脈絡を無視した判決には納得できない」などと話している。

この件は、英国の有名コメディアンの間にも波紋を拡大。辛口なジョークで知られるリッキー・ジャーヴェイス氏は「人によっては『ひどく不愉快だ』と受け取れるような発言をする権利を信じないということは、言論の自由を信じないことと同じだ」とツイッターにつぶやいている。

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