秀逸の近所のレストラン

秀逸の近所のレストラン

【2023年12月】イタリアのシチリア島、パレルモで数日、病の床に伏した後、復活した日に行ったのは宿の近所のレストランです。

Trattoria il Cambusone という名前で、主にシーフードを食べさせるレストランです。

イタリアのシチリア島、パレルモのレストラン、Trattaria il Cambusone の店内
気どりのない居心地の良い店内

全く気取ってなくて、次々にお客さんも入り、良い印象を持ちました。

一人で食べていた東洋人のおじさんや、おそらく韓国人とみられる女性を連れた白人男性がいたところをみると、アジア系のガイドブックに載っているのかもしれません。

このレストランは気に入ったので、旅の後半にも訪れたのですが、その際に夫が尋ねたら「日本でシチリア料理店をやっている人がたびたび来て、レシピを聞いて行く」とのことでした。

二度目には、お客さんの中に、韓国人と私が決めつけていたカップルがいましたが、日本語が聞こえてきて仰天。

この頃は、日中韓の判断が難しいですねー。

イタリアのシチリア島、パレルモのレストラン、Trattaria il Cambusone のメカジキ料理
美味しかったSpada Panato

さて、最初に行った時には、まだ大食いできる元気が戻っていなかったので、メカジキのメインだけ食べました。

ミラノで時々行くシチリア料理店と同様、軽く揚げてありました。

Spada Panato という名前で、シチリア式のメカジキの食べ方なのでしょう。

夫は、オンライン・サイトで誉めてあったシーフードの揚げ物の盛り合わせ。

エビとイカとサーディーンだけで、種類が少ないのには不満な様子でしたが、味は美味しかったようです。

デザートは、私は控えめにレモン・シャーベット、夫はマルサラ入りのティラミス。

マルサラもシチリアのお酒ですものね。

イタリアのシチリア島、パレルモのレストラン、Trattaria il Cambusone のタコのサラダ
トマトとオリーブが入ったタコのサラダ

ほのかなマルサラ風味だったとのことです。

以上に半リットルのハウスワインを入れて、全部で€48(8000円ほど)。

量も十分だったし、美味しかったし、満足できました。

ついでに二度目に行った時のこと。

前菜にタコのサラダ(イタリア北部ではたいてい、タコと芋ですが、ここではタコとトマトとオリーブ)をシェアし、私はメインにシーフードの焼き物の盛り合わせ。

白身魚とメカジキの切り身とスカンピで、特にスカンピには甘味があって美味しかったです。

白身魚も味がしっかりしていたし。

イタリアのシチリア島、パレルモのレストラン、Trattaria il Cambusone のバッカラ料理
軽く揚がっていたバッカラ

夫は揚げたバッカラ(タラの塩漬けの干物)をメインに。

揚げ物だけれど、重すぎず、良い味だったそうです。

デザートには三色アイスをシェアし、半リットルワインも入れて、この時は€63でした。

お値打ちという点で、今回の旅でここが一番だったと思います。