【2015年9月】ドレスデン郊外のラーデボイル・オストという駅から狭軌鉄道の可愛らしい蒸気機関車が出ています。
1884年に開通した路線で、現在は1950年代に作られた機関車が列車を引っ張っているそうです。
時速30キロののんびりした速度でのどかな田舎を走っていきます。
かつては市民の足だったのでしょうが、今はもっぱらツーリスト向け。
年配の乗客が圧倒的に多かったです。
私達の目的地、モーリッツブルクの駅から、今度は馬車に乗りました。
小さい女の子を連れた家族と同乗です。
これまたゆっくりとしたテンポで、目的のお城に近づいていきました。
速いのが良しとされる生活の中で、こういった緩やかな速度に身をゆだねる場面を楽しめるのは嬉しいことだと思ったことでした。