【2015年7月】南イタリアのレッジョ・ディ・カラブリアで泊まった宿の人が町の説明をするときに、聞いていないのに「ジェラート屋はここよ」と地図で指し示してくれました。
どうも、この町に来たら、このジェラート屋に行くのが当たり前らしいです。
言われた通り、海岸遊歩道に近いこの Gelateria Cezareに行ってみました。
人気店らしく順番待ちの人たちが並んでいます。
そして、ここでは写真のようにジェラートをパンに挟んで食べるのが常套のようでした。
確かに美味しい。
歴史のあるジェラート屋らしく、1818年にこの場所にキオスクができたのが始まり。
1940年に、今もこの店主である De Stefano家が買い取りジェラートを作り始め、1970年にジェラート専門店になったそうです。
「ジェラートは工芸」がモットーで、どんなに種類を増やしても、手作りジェラートの質を保っているのだとか。
ところで、ジェラートをパンに挟む食べ方は、この町から海を挟んだお向かいのシチリア島がメッカらしいです。
シチリアでは、ジェラート用の特別のパンが作られているんだそうです。