【2016年3月】翌朝は、有名な輪島の朝市に行ってみました。
一本の商店街に主に魚介類を売るおばさん達のスタンドが並んでいます。
「買って行ってー」と声をかけられますが、旅の途中なので生ものは買えません。
便乗して活況を呈していた周りの店で、輪島塗のお盆やアクセサリーなどを買った次第です。
なんでもこの朝市は、日本三大朝市の一つだそうで、平安時代、祭礼日に漁村の人と農村の人が物々交換をしたのが始まり。
明治時代に毎朝開催するようになったのだそうです。
と言っても、今は正月三が日と第二、第四水曜日はお休み。
朝市組合のメンバーは300人ほどいて、毎朝、100~250軒が店を出しているのだそうです。
販売価格は売り手と買い手の交渉で決まるというのも伝統だとか。
おばさん達は、都市部では見られない服装です。
これがなかなか可愛らしいのですが、ふと、トルコの田舎のおばさん達を思い出しました。