この日の晩餐

この日の晩餐

【2022年11月】スペインのバルセロナでの初日のレストランは、ずいぶん前から予約してありました。

観光都市の土曜日の晩なので、混むだろうと思ったからです。

El Salon というレストランで、ゴシック地区にあります

スペイン、バルセロナにあるガウディのカサ・ビセンス
カサ・ビセンスの外壁

7時の予約だったので、まだしばらく時間がありました。

それで、地下鉄に乗ってもう一軒、ガウディの建物を見に行きました。

カサ・ビセンスという赤い建物で、ガイドブックによると、ガウディ30歳の時の作品だそうです。

中に入ろうと思って見てみたら、入場料は€20(約2900円)。

この旅のために買った22年発行のガイドブックには€16と書いてあるのですが。

ドゥブロブニクの時もそうでしたが、コロナ渦で受けた痛手が大きかったので、大急ぎで取り戻そうとしているのでしょう。

というわけで、外から眺めただけで終わり、レストランへ向かいました。

バルセロナのレストラン、El Salon の中
カジュアルな雰囲気のEl Salon

地下鉄の乗り換えで戸惑ったうえ、場所が分かりづらく、時間に遅れそうである旨をレストランに連絡したのでしたが、その必要は全くありませんでした。

着いたら、一瞬引いたほどに、ガラガラだったのです。

だんだん分かったのですが、9時以降は予約がいっぱいで、新たな予約を断っている様子でした。

やっぱり、ここはスペイン。

夕食の時間が遅いのですね。

スペインは大好きで、あちこち何度も訪れていますが、この風習には慣れません。

さて我々はここで、生ハムの乗ったズッキーニのカルパッチョと、生ハムが乗ったブルスケッタを前菜として夫とシェア。

スペイン、バルセロナのレストラン、El Salon のスズキ料理
味が薄かったスズキ

ぱっと花火が開いたようなカルパッチョ。

アイデアが面白く、味もさっぱり系で良かったです。

もちろん、ブルスケッタの生ハムも美味。

夫はメインにイカとイカ墨のリゾットを選び、味が濃くて美味しかったとのこと。

これに対して私が選んだスズキは、味が薄すぎて、ちょっと残念でした。

デザートに食べたりんごケーキはすごく美味しいうえ、巨大で、食べきれなかったほど(なぜか写真がありませんが)。

スペイン、バルセロナのレストラン、El Salon のデザート
濃厚なフォンダンショコラ

夫のフォンダンショコラは、小さいけれど、濃厚なお菓子で、満足しているようでした。

ワイン一本と水二本含めて、€100未満と良心的なお値段でした。

食後に夜のゴシック地区をふらっと散歩して初日が終了。

携帯をチェックしてみたら、この日の歩数は17000歩を超えていました