【2006年9月】また昔話です。
2006年の秋にイギリスのツアーに乗っかって、北インドへ旅行しました。
アルメニアのツアーで同室になったマレーシア人の友人と一緒です。
インドに足を踏み入れたのは二度目でしたが、このときも、着いたとたんから強烈な匂いの空気に圧倒されました。
デリーの町を巡って一番驚くのは、真昼間に電信柱の後ろの隙間などで人が寝ていることです。
崩れた建物と同化してじっと座っている老人もいました。
立ちしょんしている人もすごく多くて驚きました。
ごみの山にはロバや牛が群がって、何か食べています。
国際経済的には、すでにBRICSの一角として伸び盛りだったので、仕事がないわけではないと思うのですが、後にガイドに聞いたところによると、町で寝ているのは「そういうメンタリティーの人たち」なのだそうでした。
インドこそ、異文化体験の極めつけではないでしょうか。