
【2025年9月】フランスのペルージュからリヨンに戻ってきた時には本当~に疲れ果てていて、この日はもう、これまでか、と思ったのですが、
一休みしたら、だいぶ回復しました。

ありがたいことです。
それで、ホテルの最寄り駅から一駅離れたBellecour駅付近に非常に大きな広場あると読んだので、そこへ行ってみることにしました。
すでに午後7時半過ぎで暗かったのですが。
行ってみたら、何かのイベントの準備で広場が閉鎖されていました。
この辺りが人々の生活の中心であるらしいことはわかりましたが。
少し、春に行ったシュトゥットガルトのシュロスプラッツ付近に感じが似ていると思いました。

じゃあ、この辺で一杯飲んで帰ろうか、ということになり、オンライン検索の結果、L’Officine という店を探すことに。
グランド・ホテルの裏側とのことだったのですが、なかなか見つかりません。
通常、地図を見て先導するのは私の役目なのですが、途中で右左を間違えた模様。
私は諦めモードだったのですが、夫はこういう時に粘り強さを発揮します。
結局、グランド・ホテルの敷地の一角で、新しく開発されたところでした。
L’Officine は重たいドアが閉まっている怪しげな入り口で、入っても暗い内装。
ベランダにある外のテーブルが人気のようでしたが、私たちは店内の席に落ち着きました。
私は名前が「透明なミルク」という意味のカクテルを選びました。
大きな氷がどんっと入っているグラスで、本当にミルクっぽい味がして美味しかったです。

夫のは何という名前だったか忘れましたが、飲み方に順番があったようで、給仕の男の子が一生懸命、説明しているのに、夫が「フランス語はわからないんだよ」。
英語で説明してくれていたのに。
彼の自己肯定感大きな穴をあけてしまったのではないかと危惧しています。
昔、スペインでも同じことがあったのですが、その時には相手がおじさんで、傷は浅かったと思うのですが。
おつまみは、フライド・チキンがスティック状になったものと、サツマイモのフライ。
揚げ物が重なったのはなんですが、どちらもとても美味しかったです。

なかなか良いひと時でしたが、こういう所は、その土地の特徴はあらわれないので、「どこにいるんだっけ?」という気持ちになります。
特に米国人団体がどやどや入ってきてからはうるさくなって、気をそがれたので出てきました。
この夜の一杯は€53.50(約9700円)でした。