やっぱり、所詮マクドナルド

やっぱり、所詮マクドナルド

【2022年1月】ポルトガルのポルトには、「世界一美しいマクドナルド」なるものがあります。

トゥクトゥク・ツアーの時に、そのことを知ったのですが、「ふうん」程度で、特に興味はありませんでした。

ポルトのマクドナルド内部のシャンデリアやステンドグラス
広い店内にシャンデリアやステンドグラス

けれど、この日、小腹が空いた時、なぜか甘いものを食べる気がせず、「じゃあ、いっそのこと、その美しいマクドナルドを覗いてみようか」ということになりました。

ポルトの旧市街は全て、徒歩範囲で、どこへでも簡単に歩いて行けます。

このマクドナルドは、Praca da Liberdate という細長い広場に面していて、その名も「インペリアル」。

というのも、ここには以前、インペリアル・カフェという名のカフェがあったそうで、建物としてはゴージャスだったらしいですが、大きな修復工事が必要な状態だったといいます。

ポルトのマクドナルドの内装
内装のディテール

その工事を経た後、1995年にマクドナルドになったのだそうです。

入口からかなり立派。

ここでもしっかりワクチン証明がチェックされました。

入ってみたら、確かに空間の上半分が豪華

かなり広々とした店で、ステンドグラスやシャンデリアが素敵です。

でも、空間の下半分は、どう見ても普通のファーストフード店

ごちゃごちゃ、ざわざわした雰囲気でした。

ポルトのマクドナルドの注文用スクリーン
このスクリーンから注文

私が最後にマクドナルドのハンバーガーを食べたのはいったいいつだったでしょうか・・・

少なくとも、20年は食べていないと思います。

その間に、注文の仕方もすっかり機械化され、我々のような年配夫婦は右往左往するばかり。

もたもたしていた私達のところにお兄さんがすっと寄ってきて、何が欲しいか尋ね、タッチスクリーンで注文してくれました。

感じの良い人でした。

二人とも、普通のハンバーガーとフレンチフライとリプトンティーを注文し、合計で€11余り(1560円ほど)。

まあ、安いのは確かですが、お味もチープ。

マクドナルドのファンの方には申し訳ないですが、美味しいと言えるものではないですね。

ポルトのマクドナルドで食べた物
私達がマクドナルドで食べた物

特に使われていたパンとフレンチフライがまずかったです。

これも経験です。

店内の写真を何枚か撮って出てきました。

ところで、この日は、ポルトガルに来て3度目のコロナ検査を受けました。

今回は、英国に戻るために必要な検査です。

前回と同じ、サン・ベント駅の近所の検査場に行きましたが、数日前と規則が変わり、予約が必要。

その代わり、外国人である私達も無料で検査が受けられました。

それはいいのですが、ぐりぐりと力いっぱい鼻の中をまさぐられ、これまでで一番、痛かったです。