【2014年6月】ミラノから車で30分程度の川沿いの町、トレッッツォ・スッラッダへ遠足しました。
川の名前はアッダ川。
アルプスから流れ出る川で、コモ湖を通って、ポー川に注ぎだします。
遊覧船があったので乗ってみました。
ここは、その昔あった綿織物工場に電力を供給するために、工場主が水力発電所を作ったところで、ダムにしたために、中洲にあった数軒の家は川底に沈んでしまったとか。
新緑がきれいだった木に見えたものは、実は沈んだ大木の枝が発育したものだそうです。
船頭さんがそんな話をしながらゆらりゆらりと進みます。
特に何があるわけでもないんですが、豊かな緑が川面に映って美しく、とても気持ちよい一時間でした。