サラセン塔

サラセン塔

【2013年4月】イタリア南部のプーリア州の海岸を旅行すると、点々と崩れかけた塔があるのに気づきます。これは「サラセン塔」と呼ばれるもので、海から襲ってくるサラセン勢を見張るためのものなのだそうです。

調べたら、殆どが15-16世紀に建てられたとあるので、このサラセンとはオスマン・トルコを指すのでしょうね。塔の一つ一つは、お互いが見える距離に建てられたんだそうです。

そんな歴史的建造物がほうって置かれて風化している風景は、背景の自然とマッチして、味わい深かったです。