【2012年11月】ベニスからガラスで有名なミラノ島へ行ってみました。
4番の水上バスに揺られること40分ほど。
ようやく着くと、見栄えのしないお爺さんが、「町の中心はこっちだよ。
ガラス工場もこっちだよ」と降りてきた観光客を誘導します。
それに従って、みんなぞろぞろと左の方向へ歩きました。
そしてそこにあったガラス工場に入ってみました。
ここに入ったのは3人のみでしたが。
非常に簡単な実演を見るのに3ユーロとられました。
そして店へ。
一目ぼれした花瓶があったので、衝動買いしてしまいました。
けっこうなお値段だったんですが。
私は欲しい物を入手できて満足ではありましたが、この店、何だか暗い雰囲気。
私が良いカモだと判明すると店の人の表情が変わりましたが。
天気のせいもあるでしょうけど、景気の悪さを物語ってるように思えました。
やはり中国製に押されているのでしょう。
それにしても、この店は港にいたお爺さんでもっているようなものです。
というのも、店を出て、町の中心はどっちかと尋ねたら、逆の方向を示されたのです。
そして水路に沿った目抜き通りには、もっとおしゃれな店がたくさん並んでいて、とてもこの場末の店まで来る人はいないでしょう。
そうそう、この店の名前はVetreria Guarnieri 。
75歳になるマエストロ、ジョルダーノ・グアルニエーリさんの店でした。