【2015年3月】キプロスのパフォスから島の内陸のトロードス山脈へのツアーに参加しました。
通常、こういった現地のツアーというのは、様々な国から来たツーリスト向けに、たいていは英語、それに加えてドイツ語とかフランス語なども話すガイドが一人同乗するものですが、ここのは、英語ガイドとロシア語ガイドの二人が乗ってました。
そして、約20人の乗客の半分はロシア人。
残りは英国人をはじめとして、諸々でした。
英語とロシア語の案内が交互にあるのですが、言語の作りの違いを考慮しても、ロシア語の説明のほうが長かったと思います。
車を降りると、英語、ロシア語の二つのグループに分かれて歩きます。
最初に訪れたのは、クリソロヤティッサ修道院(写真はそこからの眺め)。
福音書の著者の一人、ルカが描いたとされるイコンが12世紀半ばに神のお告げで見つかったのがきっかけで築かれたといいます。
現在、総院長が一人でここを守っているとのこと。
この人はイコン修復の資格を持ち、イタリアで働いた後、ここに戻ってきたそうです。
英語ガイドのメアリーが、この人をとても尊敬しているらしい様子が伝わりました。