【2012年8月】トルコのカッパドキアではイスラム教の一派であるスーフィーの修道僧が旋回して無我の境地に達する儀式を見に行きました。
元はキャラバンサライだった建物で観光客に見せていました。
観光向けと切り捨てるには真剣な儀式で、このあと、修道僧達は自分の独居房に戻って瞑想するとパンフレットには書かれています。
全部で9人の人が出てきて、4人が演奏、4人が旋回し、残る一人は指揮者のような役どころ。
お経を少しばかりメロディックにしたようなのから始まり、尺八のような音の笛の演奏の後、弦楽器が加わり、旋回が始まりました。
撮影禁止で残念。
サーキュラーの白いドレスがきれいに広がって美しい光景でした。
両腕を広げて右手を上、左手を下に向けて、首を少し右に傾けて左回りします。
荘厳な儀式で、同じツアーの人の中にはいびきをかき始めた人もいましたが、私にはとても面白かったです。